柔術・古武術・秘伝の探求

八光流柔術の道場「やわらいしゃ」のブログです

相手の中心へ切り込む!

【 腕押捕・胸押捕 】
 
上腕部または胸部を押さえながら、 
殴って来る相手に対する技。

2つとも八光流柔術の初段技です。

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相手の掴み手に軽く触れ、 
対角線上の肩と肩を合わせつつも 
我が上体を前に倒すと 
相手は腰砕けに崩れ落ちる。
 
八光流入門者にとって最初の難関。

 
横を向かずに真っ直ぐに
我が身を前に折る。
 
途中で腹圧を抜かない事。
 
鼻梁、鳩尾、臍を結ぶ中心線は 
前を向いて真っ直ぐに。

僅かでも横を向くと 
身体が廻って攻めが 
緩んでしまいます。

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一方で自分の左肩を 
相手の左肩へぶつけろ! 
との要求もあり、
腹を捩らず背中を捻る
 
身体遣いが必須になります。

 

今週の居合(抜刀術)の稽古で
教えられた「左脚を踏み出して、
鞘を持つ方の肩をやや引く」動きも、
突き詰めて考えると 
同じ身体遣いと理解しています。
 
古流の剣術、居合を学ぶ中で 
八光流に対するヒントを
拾う事も少なくありません。
 
やわらいしの稽古では
八光流に限らず様々な視点から

術と身体遣いへの 
理解を深めていきます。

 

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腕押捕・胸押捕で使われる 
斜めにならず真っ直ぐに  
身体を倒す動きですが、 
中々難しく、分かりづらいので 
理解を促す為に補助(面)を 
追記しています。
 
この技の術理を理解したい方は 
稽古にご参加下さい。
 
ご興味のある方はDMか
 
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yawaraisha@gmail.com

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頂けると助かります。