【 腕押捕・胸押捕 】
上腕部または胸部を押さえながら、
殴って来る相手に対する技。
2つとも八光流柔術の初段技です。
相手の掴み手に軽く触れ、
対角線上の肩と肩を合わせつつも
我が上体を前に倒すと
相手は腰砕けに崩れ落ちる。
八光流入門者にとって最初の難関。
横を向かずに真っ直ぐに
我が身を前に折る。
途中で腹圧を抜かない事。
鼻梁、鳩尾、臍を結ぶ中心線は
前を向いて真っ直ぐに。
僅かでも横を向くと
身体が廻って攻めが
緩んでしまいます。
一方で自分の左肩を
相手の左肩へぶつけろ!
との要求もあり、
腹を捩らず背中を捻る
身体遣いが必須になります。
今週の居合(抜刀術)の稽古で
教えられた「左脚を踏み出して、
鞘を持つ方の肩をやや引く」動きも、
突き詰めて考えると
同じ身体遣いと理解しています。
古流の剣術、居合を学ぶ中で
八光流に対するヒントを
拾う事も少なくありません。
やわらいしの稽古では
八光流に限らず様々な視点から
術と身体遣いへの
理解を深めていきます。
腕押捕・胸押捕で使われる
斜めにならず真っ直ぐに
身体を倒す動きですが、
中々難しく、分かりづらいので
理解を促す為に補助(面)を
追記しています。
この技の術理を理解したい方は
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